Excel VBAエキスパート試験を独学で合格するための教材

スクールや講座に頼らず、Excel VBAエキスパート試験を独学で合格したい人は多いと思う。このページでは、独学合格のための教材をピックアップした。

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公式テキストは絶対に必要

試験問題のほぼすべては、公式テキストの範囲から出題される。ただし重箱の隅をつつくような問題も出題されることに注意が必要だ。とくにテキストのPointと書かれた部分は押さえておきたい。

Excel VBAの実務経験が数年ある人でも、公式テキストをしっかり読んでいないと試験に落ちる可能性があると思う。

VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック

VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA スタンダード

VBA初心者にオススメの書籍

Excel VBAの書籍は数多くあるが、次の2冊はVBA初心者におすすめだと思う。

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公式テキストの内容が頭に入ってこない場合は、これらの書籍を一読してみるといいと思う。VBAのプログラミングを、1から丁寧に説明してある。ただし、VBAを仕事で使っている人には、この本は要らないと思う。本当の初心者向け(プログラミング歴半年未満)。

重要なのは練習問題に解き慣れておくこと

公式テキストを読むだけでは、その内容を頭に入れることは難しいと思う。たとえば次の問題はベーシックレベルの内容からだが、すぐに答えが出てくるだろうか?

問題例

Excelのセキュリティレベルについて正しい説明はどれか。次の中から2つ選択しなさい。

  1. VBAの命令を使って、Excelのセキュリティレベルを変更することができる。
  2. Excel2007では、信頼できる場所にインストールされているマクロを除き、すべてのマクロを無効にすることができる。
  3. セキュリティレベルは、Excelのバージョンによって異なる。
  4. Excel2007では、3つのセキュリティレベルがある。

覚えたようで覚えていなかった…そんな人も多いのではないだろうか? テキストの内容を確実にものにするには、テスト形式で問題を解くことが重要だと思う。そして、間違った問題を繰り返し解くようにすれば、自然と正しい知識をを覚えることができるはずだ。

(正解は2と3)

公式テキスト付属には模擬問題プログラムが付いている。しかしその収録問題数は80問だ。テキストの内容を網羅しているとは言いがたい。そのため、別売りの公式模擬問題(ベクターで販売されている)も解いたほうがいい。収録問題数は120問。

追記:試験対策サービスを作成しました

インターネット上でExcel VBAの対策問題を解けるサービスを作成しました。2019年に改定された新試験の内容にも対応済みです。

VBAエキスパート試験対策webサービス

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